世界各地のスキンケアの伝統を探る (episode:2)
(※記事中の文章はあくまで個人の見解です※)
アフリカ
アフリカ大陸では、自然から生まれた伝統的なスキンケア成分が、何世紀にもわたって使用されています。南アフリカ産のマルラオイルは、世界を席巻したスタースキンケア成分です。脂肪酸や抗酸化物質が豊富で、抗炎症作用もあるため、乾燥や老化が気になる肌には最適な成分です。シアバターも西アフリカにルーツを持つ天然成分で、エモリエント効果と保湿効果で知られています。荒れた肌を柔らかくする効果があり、何世紀にもわたってアフリカの女性たちがその治癒効果を期待して使用してきました。
そして、ドラマチックでスルメのような目元を演出するなら、エジプト産のコールアイライナーがおすすめです。これは古くからの伝統で、今でも多くの人が守っているものです。その最大の魅力は 化学物質を含む多くのアイライナーとは異なり、自然で目にも安全なのです。このように、私たちはアフリカからスキンケアの秘訣を学び、日々の生活に取り入れています。
ヨーロッパ
フランス
ラベンダーの香りは、フランスの田舎にある青々とした畑の香りと同義語です。しかし、この香り高い植物が、スキンケアにも使われていることをご存知ですか？フランスの女性たちは、何世紀にもわたってラベンダーオイルを美容習慣に取り入れてきました。このオイルには抗菌作用があり、炎症を起こした肌を鎮め、ニキビに効果的な自然療法となります。さらに、リラックスを促し、ストレスレベルを下げる効果もあり、落ち着きのあるスキンケアに最適な成分です。
ギリシャ
ギリシャに目を向けると、地中海に浮かぶこの美しい島には、独自の美の秘訣があります。オリーブオイル、新鮮な野菜、魚を中心としたギリシャの食事は、健康的で輝く肌につながると言われています。また、ギリシャの女性たちは、輝きのある滑らかな肌のために、天然の角質除去剤としてヨーグルトを使用してきました。ヨーグルトに含まれる乳酸が古い角質をやさしく取り除き、その下にある若々しい層を浮かび上がらせてくれるのです。
フィンランド
最後に、フィンランドのサウナ文化を体験せずして、旅は終われません。サウナは古来よりフィンランドの伝統の一部です。乾燥した熱は毛穴を開き、体内の毒素を排出し、キメの整った透明感のある肌をもたらします。サウナ入浴の伝統は、性別、年齢、社会階層を問わず実践されています。また、サウナに入ると血行が良くなり、ストレスが軽減されることでも知られており、全体的な幸福感が得られます。
